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漫画 アーカイブ

2007年09月12日

「鈴木先生」 武富 健治 著 のレビューをします!

この漫画、ビジュアル的な意味でも、またその内容においても非常に表現が強い漫画です。なんというか作品としてためらいがないというのが、初めて読んだときの印象でした。

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<キャラクターからみてみる>

この漫画の主人公である中学校教師、鈴木先生は有体に言ってしまうとロリコンです。もうそれだけで家内はどん引きで「もう買ってくんな」という状況なのですが、正直ワタシも(3巻まで買っといて言うのもなんですが)ちょっと抵抗があります。次の4巻を買おうかブックオフに送り出すか迷っています。

しかし、自身の作品に正直に向かい合っている武富 健治(※略敬称)はこのような、物議を醸し出しそうな人物像の構築にもためらいがありません。
おそらく武富 健治の描く世界においては、鈴木先生という「そんな人物像」はどうしても必要で、然るべき設定なのだと思います。

そして、それは功を奏してか、彼―鈴木先生は見事に読者をひきつける人物として描かれています。ワタシは、彼に対してよい意味で「嫌悪感」を抱くし、また、彼の生徒や、同僚に対する執拗な分析には「親近感」さえ沸きます。つまり、この人物が物語の中に存在するだけでガッツリ物語に引き込まれてしまうわけです。
(表紙を見てもそうですが、彼は「常に」と言っていいほど、ショックを受けている顔をしています。そしてそれは、読者の心の揺さぶるには十分すぎるほどの描画表現です)

もちろん、そのように「キャラが立っているだけの漫画」ではありません。と言うか、すべてのキャラクターは、押し並べてかなり細かいところまで作りこまれているのではないでしょうか。そんなクオリティが武富 健治の作品ではデフォルトなのでは?と思ってしまいます。
生徒たち1人〃を見てみると、これはねぇだろwという中学生らしからぬ行動や発言がよく見受けられますが、ワタシの中学生時代と今は全然違うでしょうし、最近の中学生はこんななのか?とも本気で思ってしまいます。
要は鈴木先生は、1つの物語なので、その登場人物がある程度リアルだろうと全くの虚構だろうと構わないので、うまく騙してくれればいいわけです。そしてそれは見事に成功しています。

<ストーリーからみてみる>

ストーリーにおいては、非常によいという評価です。これにつきましては好みで分かれるということはないと思いますし、非常に良質です。

1巻1話目の1コマ目でそれは物語ってくれます。ワタシにとっては背筋がゾっとするほど上手だなと思います。ストーリーと言うか、物語のからくりが秀逸です。
そして、それは万人に理解できる(可能性のある(可能性といったら元も子もないですが))"人の気持ち"をからくりのエンジンとしています。

武富 健治と言う作家、人物の気持ちの描写に病的なまでに執拗なのですが、あ、というか、気持ちではないです。人物の「考察」の描写に関しては病的です。
そしてそれが、物語を面白くするひとつの材料だと気づくのが、1巻1話目の1コマ目です。なるほど、どれだけ表現を強くしても、土台がしっかりしているから小手先で書いているようには見えないんですね。

<絵からみてみる>

これは個人的な感想になってしまいますね。嫌いではないですけど、描画が重くて、体調がすぐれない時はみたくありません。単純にそう思いました。常に読みたいときに読めない。
まず、体調というハードルを越えてからでないと読み返せません。

<総評>

レビュー☆☆☆☆をタグとして打ちます。
第1巻だけ買ってみるのもいいかもしれません。多分2巻、3巻と買ってしまうことになるかと思います。どちらかというと、買わずにいるという我慢のほうが大変かもしれません。

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2007年09月19日

「僕の小規模な失敗」 福満しげゆき著 を取り寄せたよ!

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このエントリの続きなのですが、いまモーニングに載ってる「僕の小規模な生活」はコレの続編だったんですね。もちろん、タイトルがタイトルなので話はある程度繋がっているんだろうなと思って買ったのですが、完全に続編と言うか、「僕の小規模な生活」は「失敗」の第2章みたいな感じなんですね。
モーニングで連載されているこの作品、気に入った方には本当にオススメです!ワタシはマジで買ってよかったです。

で、読み終わりましたが、コレ実話!?なのでしょうか。あとがきに「自分のいままでを3年もかけて・・・」と言う記述がありましたよ。
てことは、単行本105ページの妙にリアルな手紙も本物?
てことは、ストーカーも?
てことはホームページもマジで奥さんが作ったのか?すげぇ。いい意味で臨場感あふれてますね。
作品中の「恥」とか、「自意識」とか、「人間味」があまりにもリアルだったので、読んでいて非常に居た堪れない気持ちになりました。多少なりとも面白くするための演出はされているかと思いますが、なおさら現在連載中の「僕の小規模な生活」のほうが楽しみでなりません。
桜玉吉さんの「漫玉日記」が完結してから、実話(日記?)系では今1番面白いと感じます。

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2007年10月01日

大東京トイボックス2巻がないっ!

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「東京トイボックス」っていう漫画が昔モーニングに載っていたんです。載っていたと言うのは、モーニング版では物語は完結していて、今は新しく「大東京トイボックス」というタイトルでコミックバーズという雑誌で連載されているのです。
この大東京トイボックスの2巻を探し回っているのですが、なかなか見つからない。で最近やっと見つけた!と思って買ったら、『新訂版』の東京トイボックスの2巻だったorz
なんという商売上手・・・ちょっと色が違う装訂みただけで即買してしまった。

東京トイボックスは1~2巻まで出ていて完結しているんです。すぐに完結しちゃったため、単行本は1巻しか買いませんでした。そしたらいつの間にか「大東京トイボックス」で連載開始したらしく、こっちを集めようと思って1巻を買っておいたのですが、東京トイボックスの2巻買っちゃったじゃんか。いいけど。

ワタシはこの主人公の「太陽」というオトコと年もそれほど離れていないですし、ゲーム業界ではありませんが、ソフトウェア関係の仕事をしているため、感情移入しながら見ています。昔ドルアーガにはまったエピソードもなかなか面白かったです。ワタシの場合はファミコンだけど。

ワタシがプログラマになるきっかけを作ってくれた友人は、今任天堂で働いているって同窓会のときいってました。ゲーム業界のことはよくわからないんだけど、ホントにこんな感じなのかな。
出演するキャラクター紹介のページで、システム開発系のプログラムソースは「硬い」って表現があったけど、なにそれwwって思いました。携帯向けにjavaでゲーム描いたことあるけど、硬いとか柔いってのはないぞ。
なんて食って掛っちゃいけません。エンターテイメントですのでそんなことをいちいち気にしていたら面白い漫画はかけないですよね。リアリティは総合演出の一部です。

うめさん、これからも頑張って連載してくれ!と思っていたら、ちょwwwwまたしても2巻まででおあずけktkr
おめでたと言うことで、めでたい連載おやすみです。無事に赤ちゃん生まれることを祈ってます!

というわけで、今日は大東京トイボックス2巻を買いに行って復活待ちです。

via:難民チャンプ 月刊コミックバーズ

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2007年10月03日

大東京トイボックス2巻買ったよ!

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大東京トイボックスの2巻を買いました!
よく言われることだと思いますが、「売れるゲーム == 面白いゲーム」とは限りません。ついこの間発売したものなのに全く売れてなくて、入手困難な面白いゲームもありますし、レジの前にどーんと平積みされていて売り上げもものすごいことになっているのに、面白くないゲームもあります。そんなテーマを扱った第2巻です。

2巻では、現状、売れないゲームクリエイターである主人公の「太陽」の当て馬として、電算花組という会社で売れる"萌えゲー"を作ってきた「半田」という女と共同制作でゲームを作る運びになりました。
もうコイツがホントむかつくんです。「萌えを理解してねぇやつがいきなり萌えを否定してきたらボツ」とかいいやがるんです。もうなんなの。知るかこのシラタキ!
なんて、かなり入り込んで読んじゃってますが、とにかく腹が立つんです。太陽がきっとフルボッコにしてくれるんだろなぁなんて読んでたら、いい感じでオトシドコロ見つけてるし。
そんなこんなで、要所〃心地よく期待を裏切りつつも3巻へ続くのです。。。
やべぇはやくつぎがみたいからハンター×ハンターみたいに落書きレベルでいいからはやくとは言いませんが、お休み明けまちです。(´∀`)タノシミダナー

via 難民チャンプ

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2007年11月08日

福満しげゆきの単行本そろえたよ!

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福満しげゆきネタが続きますが、今日のモーニングを見てたらやっぱり来週で最終回だって書いてありました。なんだよー。
ということで、うなだれて帰路についたのですが、しょっちゅう行くヴィレッジヴァンガードによったら「僕の小規模な失敗」以外の単行本がおいてあった!小規模な失敗、売れてるのかな。。。

  • まだ旅立ってもいないのに
  • カワイコちゃんを2度見る
  • やっぱり心の旅だよ

「にわかファンで小規模な失敗をもってるのはオレだけかも。。ニヤリ。。」などと福満風に思ったのですが、とりあえず買ったことを携帯で家内に報告しました。
「福満のほかの本買ったよー」なんて。

で、みてみると、できれば隠しておきたいレベルのエロ本じゃんかwwwwバカwwww
さてどうしたものか。家内も福満ファンだし。エロ本程度で騒ぐことはないのでまぁ許してもらえるだろう。

  • 福満しげゆきさんを知ったのがモーニングなので、作品が最近のものであればあるほど読みやすかったし面白かった。
  • けっこうレギュラー出演してるキャラクターがあったです。
  • 出刃包丁がしょっちゅう出てくるwwなにこれww
  • 猟奇ものがちょくちょく描かれてる。何かが噴き出してるのかな。
  • ギャグ漫画のほうが結構ツボにはまります。

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2007年12月09日

not simple 著オノ・ナツメを買ったよ

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not simple 著オノ・ナツメ を買いました。ビレッジヴァンガードでアート関係の本を買ったら袋の中にフライヤーが入っていたんです。トイレでなにげなくそのフライヤーを眺めていたら、

  • 1位 竹光侍(松本大洋)
  • 2位 オノナツメの作品
  • 3位 …

という漫画のベスト5が載っていまして、人気あるんだ!と思って買ってみました。
オノナツメの作品はいつもビレッジヴァンガードに何作品かならんでいるのですが、何の雑誌に掲載されているのかも知りませんし、もちろん立ち読みもできないようにパッケージされています。絵を見るとなんだか面白そうだなぁと思っては作品を手にとってウロウロとしていたのですが、それ以上後押しするものはなくて、いつも気になっているけど買わないでおこうという保留状態でした。

で、とうとう買ってみましたが、なんだか結構面白い。プロットが凝っていて映画みたいに読めますよ。オススメ。他の漫画も買ってみようかと思います。
not simpleは、イアンというオトコの複雑な不幸を描いた作品。
イアンという人格そのものにあまり味付けがされていなくて、ストーリーテリングする人物が他にいるので、このオトコの不幸に意味を与えてあげるのが読者だということなのかも知れません。本当に救いがないオトコなのでそんな気持ちになります。
あるいは、意味なんか与えないで欲しいというオノナツメの意思表示にも見て取れたりもします。物語がこれ以上ないくらい完成されているので、たぶん後者かもしれませんが。


ということで、オノナツメの作品が気に入ったので、

  • La Quinta Camera(ラ・クインタ・カーメラ)
  • Ristorante Paradiso(リストランテ パラディーゾ)

を買いました。が、not simpleが1番面白かったです。リストランテパラディーゾは女性には人気があるらしいです。

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2007年12月22日

「僕の小規模な生活」 著:福満しげゆき買った!

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僕の小規模な生活が発売してたので買ってみました。モーニングで全部読んじゃってるんですが、福満氏の本は一通りそろえてるので買いました。カバーを外した裏表紙にモーニングの編集さんと思われる後姿の写真が載ってました。あんなかに福満氏もいるのでしょうか。(よく漫画に出てくるしぐさの)片手を挙げている方がそうなのかな。

ばーっと読み終えた感じ、コレまでの作品より小奇麗になったなぁという印象です。ワタシは福満氏をモーニングで知って、過去の作品を読んで見たというライトユーザなのですが、小規模な失敗が1番好きです。

小規模な生活は福満氏のダークな部分や難解なトコロをずいぶんそぎ落とされています。というか、皆無。あれがイイって言う人は置いてけぼりですね。ワタシは大好きなんですけど。モーニングとか大きな規模の商業紙では当たり前なのことなのかな。
他の短編のようなモノを小規模な生活で出してくるってコトはなかなか難しいかもしれないですし、そもそも、おおよそフィクションじゃないみたいなので(巻末に明記してた)、ちょっと変な福満節は他の作品で期待するしかなさそうですね。

あとは、小規模な生活からだと思うんですが、絵に矢印を引いて手書きで説明してる吹き出しがよく見られるようになりました。そういうチッコイ説明より、油断してると見逃すような説明のない絵がおもしろいです。食卓のマグロのカマみたいなのとか。
それから、小規模な失敗から続いている静かな「オチ」かたはワタシはかなり好きです。第7話8話のオチみたいのがかなりイイですよ。変な薦め方しますけど。

2月に再開すると巻末に書いてあるんですが、待ち遠しいです。早く再開しないかなー。最近モーニングで楽しみにして見てるのって「エレキング」と「誰も寝てはならぬ」とかです。「GIANT KILLING」も結構面白い。

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2008年02月15日

僕の小規模な生活が来週再開されるようです。

DSCF2240.jpg 僕の小規模な生活が来週から再開するようですよ!やったー!まってたぞおい。なんて福満ウォッチをしていましたら、アックスで連載している「生活」が単行本になってるみたいです。明日本屋さんで注文してこなきゃ!うぉぉやばいやb全然やばくない。うん。やばくはない。ちっとも。

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2008年02月16日

浅野いにおが面白いです

DSCF2241.jpg 浅野いにおが面白いです。
ずいぶん淡々としたキレイな絵を描く人だなぁと思ってはじめて手に取ったのが「ソラニン」です。海老名のとあるレンタルビデオ屋さんでは、貸マンガもやっているのですが、マンガ喫茶でがっつり読みたいわけでもないし、購入するにも躊躇ってしまうときによく借ります。便利便利。

で、写真の「虹ヶ原ホログラフ」と「ひかりのまち」は1冊読みきりなので買いました。どちらの作品でも感じられたことなのですが、なんとなくビョーキっぽい世界で物語られます。絵の清潔さがその拍車をかけているようにも思えます。それにちょっと難解。「虹ヶ原ホログラフ」は、難解な上にビョーキっぽいです。

読み進めていくと鈴木アマヒコと木村有江の母が件(くだん)のメタファー?になるのかな?最後のほうで凶事めいたことを予言している本人だしなぁ。傷つけあう人間に絶望して世界を終わらせたいというのだろうか。ストーリー自体が「人間たちはこんなふうに酷いんだよ」というサンプルにも取れます。ここらへんまでは腹にすっと落ちなくもないんですけど、小松崎の扱いがわっかんないなぁ。

プロットが時間軸と登場人物であっちこっちにいくから整理しづらいんだけど、「小松崎は、傷つけスパイラルのターミネーターであるべきだったんだけど、失敗しちゃった人だよ」みたいな扱いだとスッキリする。で、失敗させたのは(人間味あふれるという意味で)無垢な扱いであるマキ。

ワタシは全ての元凶はマキにあると思っているんだけど、このマキという人物は常にイラついた不安定な女性として描かれています。傷つけていることも知らないし、償いに立ち会わされていることも知らない。というか何も知らない。作者は何も知らないことは何よりも悪だと言っているように思えます。
強引にいろいろ当て嵌めるとつまらなくなりそうなので、こんくらいで整理をやめます。そうすれば、もう1回読んだときに面白く読めるし。どうかな。

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2008年04月28日

うちの妻ってどうでしょう?が面白すぎる!

DSCF2349.jpg 「うちの妻ってどうでしょう?」著:福満しげゆきを買いました。
2chのスレで4月18日に発売だって書いてあったので、そのころ書店に行ってみたのですが、どこの書店にもなくて結局予約をしたのですが、28日発売だったんですね。昨日、予約した書店に行ってまだ入ってませんか?って聞いて、今日発売日だったと判明しました。オマエどんだけ福満好きなんだよ見たいな目で見られた。(以前も小規模な失敗を予約したので覚えられてる)

とはいえ、最高に面白いです。なんかウチの家庭とかぶるとこもあったりするので親近感が沸きます。要所〃、俺もそう思ってたー!てとこがあるんです。

・ピンキリの話
→ピンが1だということを知らなかった。

・18時とかいう言い方をやめてほしい
→福満さんと全く同じ間違え方(勘違い)をする

・視界にアメーバのような微生物が見える
→どうみてもミジンコぴんぴん現象のことです

などなど。
アクションも読むようにしようかなぁ。小規模よか面白いしなぁ。

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