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サウスバウンド(奥田英朗)のブックレビュー

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旅行に出ると、いつも2~3冊もっていきます。沖縄、宮古島では山本文緒のプラナリア、カナダのバンクーバーでは奥田英朗のインザプール。タヒチ、ボラボラでは辺見庸のもの食う人々、などなど。 飛行機の移動や、床に就いたとき。観光の合間に読んでいます。

今回読んだのは、奥田英朗のサウスバウンドです。奥田英朗の作品はどれも漫画のように読みやすいというのが特徴ではないでしょうか。もちろんサウスバウンドも2日間の旅行中に読み切れてしまう読みやすさです。単純にすげーおもしろいです。これはおすすめ!

今回の主人公は、"元過激派の親父"を持つ二郎という東京・中野に住む小学生です。二郎は主に語り手役として存在していて、インザプールなどで見られる、伊良部の患者さん役なイメージです。

奥田英朗おなじみの「事件に巻き込まれて翻弄される様子」が今回もおもしろく読めますよ。

二郎やその級友たちが繰り広げる、スティーブンキングの「スタンドバイミー」のようなストーリーと平行して、これを脅かす実の親父や不良グループたちにより、物語はどんどん加速していき、あれよあれよと言う間に東京を出て行かざるを得なくなります。そして二郎たちの新天地は西表島。。。

この親父さん、なんとなく故人である鴨志田穣さんのようなイメージを持って読んでました。破天荒でありながらも、人としてはものすごく魅力があります。

このサウスバウンド、どうやら映画化されるようなのですが、そんな親父さん役に豊川悦司さん、母親役に天海祐希さんがキャスティングされているみたいです。豊川悦司さん。。かなぁ。。?あー。でも面白そうかも。キンチョールの宣伝とかの感じでやるのかな。天海祐希さんのほうは、はまり役な気がします。

そんなわけで、サウスバウンド。小学生にもオススメです。夏休みの読書感想文にどうぞ。大丈夫。1日で読みきれます。

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